タイルが救世主!
先日、仕事でちょっと嫌なことがありました。私は感情の浮き沈みが病的なほどひどく激しいので、嫌なことがあるとこの世の終わりかいな? ぐらいな気分になります。でも、その後、少しでもいいことがあるとここは天国ですか? という気分に。0か100です。
過去はこの感情の激しさで人を傷つけたこともあり、振り回している気持ちはないのに「もうこれ以上振り回さないでよ」って言われたりしたこともありました。今の自分から見ると、ひどかったですねぇ。まぁ、自分にも言い分はありますが、はい。(←ね、ここで汚いでしょ、笑。いや、実際そうなんです。言い分あるんです。まぁ、過去ですから忘れましょう)
その後、色々とメンタルの部分で自分なりに改革? をしてだいぶ落ち着きましたが、それでもやっぱり基盤は変わらず ... なのでしょう。
その日は悶々とした気持ちが体全体を覆いかぶさってしまったかのような気持ち。外は明るいのに自分の周りだけ真っ暗。何をしても明かりが見えない ... みたいな感じになって帰宅いたしました。食事作るのも面倒くせぇなぁ〜なんて(言葉悪くなります、はい。いい子ではありません)愚痴ってました。
でも、ふと自分の机を見たのですね。
そしたら、朝に描きかけていたタイルがおいてあったのですよ。
それを見た瞬間 ... 「そっか、私にはこれがある! どんなに落ち込んでいても、どんなに辛いことがあっても、タイルに向かって描くことができさえすれば幸せなのだ!」と(大げさに聞こえるかもしれませんが、本当なのです)一気にモヤモヤ気分が吹き飛んでしまいました。ね、0か100でしょ、笑。
人生、何においても嫌なことはあるでしょう。どんなに幸せそうな生活をしている人でも、辛いことはあるでしょう。愚痴りたいことはあるでしょう。そりゃーそうです。世の中不公平なんですから。公平なんかではありません。公平だなんてきれいごとです。
それでも、自分を元気にしてくれるものがあるだけで幸せなのです。それでいいんです。
性格が悪い自分? 受け入れちゃいましょう。
頭が悪い自分? 受け入れちゃいましょう。
お金が足りなくて毎月ヒーヒーいっちゃう自分? 受け入れちゃいましょう。
仕事でつまずいた? 受け入れちゃいましょう。
大好きな人と喧嘩をした? 受け入れちゃいましょう。
受け入れて、次へと進むのです。起こってしまった出来事は取り消すことができません。あなたを嫌な気分にした人の性格を変えることはできません。
でも何ができる?
今目の前にある、自分が夢中になれることに夢中になってみる→感謝の気持ちが溢れ出てきて幸せな気分になるでしょう。
自分が幸せになれば他人も幸せにできる。それを信じていればきっとだいじょうぶです。
って話がかなりずれてしまいましたが ...
あんなに気分が落ち込んでいたのですが、タイルを見た瞬間、心のなかでいいリセットができたというかなんというかで、翌日にはやはりいいことが起きてくれました :-)
ということで、タイルが救世主となった日のお話でした ... と今日はですね、もう一つ書きます。
つい数週間前、プライベートレッスンを2日連続で行いました。一日目は、ゼンタングルのワークショップに参加するのは3回目というコロンビア人のスウェーデン在住のお友達。スペイン語、デンマーク語、スウェーデン語、英語がペラペラ、日本語も少しわかるというお友達です。頭の中を覗いてみたいです。そして少しでもいいところを分けてほしいです。
彼女とは日本関係で知り合ったのですが、バレットジャーナルの世界に引きずりこんだら、笑、ゼンタングルにもはまってくれました。
シェーディングが苦手だというので、シェーディングに特化をしたレッスンです。新しい技を見せるたびに「ワオ!」「うわ〜!」「そうかそうか!」と反応してくれてこちらも嬉しくなってしまいました。私達の会話はスウェーデン語なんですが、時々「あっ!」とか日本語が出てくる彼女です、笑。
この日は1枚を彼女が、残り3枚を私が(前に描いておいたもの)担当しました。ので、モザイクといっても個性が色々と溢れてはいない ... かもしれません、でも、2枚より4枚のほうが楽しいとういことでこういう形に👇
CZT34同期生のさよみCZTが考案したHokusaiというタングルも大活躍です。
遠くに住んでいるにも関わらずわざわざマルメまで来てくださって感謝でした。
そしてその翌日は日本語での初のレッスンです! 普段ゼンタングル仲間と話すときは、日本人の方が多いので日本語が多くなるのですが、実際に日本語でレッスンするのは初めてです。スウェーデン語でやるより緊張をしたという ... 苦笑。
ゼンタングルが初めてだという日本人のお友達二人、とそのうち一人のお母様、の三人が参加してくださいました。
完成したタイルがこれ👇
時間の関係でかなりシンプルな仕上がりになりましたが、皆さん満足してくださったみたいで、その翌週に自宅で描いたというタイルの写真も送ってもらいました。こういう「また描いたよ!」という報告が、講師として一番嬉しいです。
参加してくださったお友達には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
一人でも多くの人にとってタイルが(いろいろな意味で)救世主となってくれますように ...
ちなみに変な宗教ではありません、念の為〜 ;)