北欧タングラー

スウェーデンに住む日本人CZT(ゼンタングル認定講師)によるブログ。ゼンタングルや本のこと。

落ち込み落ち込みそしてまた這い上がり :D

コロナウィルスの影響で、本業に影響が出てきております。そしてゼンタングル関係でもちょっと落ち込むことがありまして。人間ですから仕方ありません。なんてことで、週の始めはかなり落ち込んでおりましたが、「落ち込むならば期間を決める!」これに限ります。月曜日には↓↓↓ でしたが、火曜日にはよっしゃ頑張ろう! ということで↑↑↑。心も切り替えました♫

切り替えたら早い。本当に早いです、私、笑。

もうその日には切り替え第一弾考えてますから。その第一弾がこれ↓

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スウェーデン語ばかりでわけわかりませんね、すみません。

上のチラシは来月にやろうと思っている、アフターワークタングリング、という体験型のミニワークショップのチラシです。 スウェーデンではAW(アフターワーク)という言葉が何年ぐらい前からかなぁ、浸透しておりまして、簡単に言うと仕事のあとに飲んで食べよう、なんですが、私の経験から見ると同じ職場の人というよりかは普段から遊んでいる友達と一緒にAWを、というパターンが多いような気がします。あと、これも人によりますけどね、金曜日は家でゆっくり家族と過ごしたいから金曜日じゃないほうがいい、という人も私の周りには多いかな。だから、初のアフターワークタングリングは木曜日! カフェでお酒でも飲みながら描いてみようよ、ということで楽しみたいと思います :) 

スウェーデンの南部地方に住んでいる方、ぜひおいでくださいまし!! 初めての方にも描けるような内容にしますので、興味あるという方はぜひ♫ あ、もちろん経験者の方も大歓迎です。

Well Well Whoと六角形タイル

前の投稿で告知したように、藤村歩CZTと一緒にインスタライブをしました〜! インスタライブは一時間までしかできないので、「30-40分でいいかな?」なんて話していましたが気づいたらもうすでに40分経っていた→じゃあこのまま続けてしまおう→1時間経ったところでプチーっと切れた、という、笑。

ちょっとだけ覗いてくださった人も含めると40名ほどが見てくださったようです。コメントやたくさんのハートをありがとうございました。二人でやると一人でやる時より緊張しないので、気持ち的に余裕がありました。

今回描いたのはWell Well Whoというなんとも不思議な名前のタングル。ライブ前に他のCZTとチャットをしていたのですが、このWell Well Who、略したらwwwじゃん、ってことに気づいて一人で大笑いしておりました ... ははは、普段からこんなんです。タングル名で笑ったり、色々なところで突っ込んだり ... 真面目なのに真面目じゃないところはとことん不真面目を突き通す、という、笑。

話がずれましたが、このwww、ネット用語で「草」というらしいですね。草が生えているみたいに見えるという。ネットライブを見てWell Well Whoを描きたくなった人も多いと思うので←笑、略して #草祭り と称した祭りを密かに開催しております。笑。

ライブはこんな感じでやりました👇

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歩CZTのが上、私のが下です。ね、ゼロから始めているでしょう? それが数時間後にはこれ👇 完成させました。

複雑に見えますが、上にもリンクを貼ったステップアウトを見ながら描いていくと簡単に描けますよ。

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どう見ても烏賊がたくさんいるようにしか見えない、苦笑、ということで実は自分好みのタングルではないのですね、はは、汗。絶対部屋に飾らないタイプの絵。でも描いているときはリラックスできるんですよ。だからライブ前にも練習しました👇

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上のインスタライブで描いたものと、練習で描いた右の丸い部分はムーカというタングルを描いています。ちょっとした工夫でアレンジをすると、違うように見えるんですね、同じタングルなのに不思議です。

そんな感じで楽しいインスタライブを終了しました。あと二人のCZTとインスタライブをする予定が入っております。ので、お楽しみに!

あと、最近ですが、オランダのMarguerite Samama CZTが売っている六角形のタイルを使ってこんなものも描いてみました。

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写真だと見づらいかな、実は紫色のペンを使っています。

なーんにも考えないで無になりながら描けた一枚です。紙も、ゼンタングル社のタイルを作っているイタリアのファブリアーノ社のもの。ただ、ゼンタングルのタイルとは違う紙なのかな、でもやっぱり高級紙だけあります。描き心地がよかったです。

来月、本業で大きなイベントがあるので、その準備等でとっても忙しくなります。と同時にカルチャースクールでの授業も始まるのでその準備もあったり、とバタバタしそうです、が暗かった冬も終わり、いい季節にもなるし、タングりながら毎日楽しんでいきたいと思います。

あと、来週は、スウェーデンのとあるポッドキャストでのインタビューが待っております。ドキドキ! でもスウェーデンでゼンタングルを広める活動が今ちょっと止まってしまっているので、これを機会にまた前進致します。がんばります〜

 

インスタライブ

…を最近やっております。たまーにだけど、緊張しながら描くというのもなかなかなものです。ただ、なにを描くか決めていないととんでもないことになる、ということが昨日わかったので、笑、きちんと決めてから描くようにします。

話す言語は色々ですが、日本語がやっぱり一番多いかな〜

ということで? 今週末インスタライブを藤村歩CZTとやりまーす。彼女のブログはここ↓

藤村歩のZentangle Journey

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一人でライブ流すより断然楽しい二人でのインスタライブ。ゼンタングルの作品は見たことあっても、描いているところは見たことない! という方が結構いることを最近知りました。描いているところを見ると、さらに感動しますよ〜😁

15日の日本は夜7時、スウェーデンはお昼前の11時、お会いしましょう。時間は30〜40分。1枚完成させることはどちらにしろ無理なので、途中までになりますが、気軽に見にきてくださいね。

インスタリンク↓

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ゼンタングル? アート? 価格?

私が尊敬をする、本業の会社のしゃちょさん。いくつか会社を持っていますが、その一つがアート関係。高いアート作品を買い取って売る… そんなことをしています。なので、所有するアート作品は100を超えていて、一時期オフィスも凄いことになっておりました。

今でも、私が毎日仕事をしている部屋には2メートルを超える大きな絵が一枚、あと、組み立てると何かの作品になるものがダンボールの中に入っています。謎、笑。あと、ウサギの剥製もアート作品として飾ってあります。前は、トランプのカードが積み上げられていた作品もありました。見たら「ギャー!」ってなった絵も、笑、ありました。どんな絵なのか知りたい方は教えますよ。

↓高さ2メートル超える作品の一部分

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数年前、オフィスに何やら分厚い古めかしい本が届いたんです。手袋と共に。でもよーくみたら本ではない…でも本の形をしている、何かと思ったらそれもしゃちょさんが買い取ったアート作品で、調べてみたら日本円で150万円ほどするものでした。手袋はそれを触るときに使うものでした。(ちなみに、アート関係の仕事は私の本業とは全く関係ありません。しゃちょさんの他の会社の住所と今のオフィスの会社が同じなので、物が届く、というだけです)

 

私には「芸術」が何だかわかりません。美術館で見るまっさらな紙に黒の点が描いてあるだけの絵。「え、これ、私でも描ける? なに? 200万もするの? 1000円払ってもいらない、これ」

そんな感じです。でも、例えば大好きなマリメッコの、わーー! と自然と反応してしまう好みの模様の描かれたスカート。3万円? 買う買う!

200万円と3万円ではお金だけの価値で言うと、200万円の方が上です。でも、その価格のついた「もの」の価値は、自分の中では後者の方が確実に上。

 

芸術とかアートの値段ってそんなもんだなと思います。数字で上下(うえした)が決められていても、受け取る側の中にある価値観によって、そのものの価値が変わる。そしてその価値は一つではない。

 

私の中で「芸術」とは、自分自身を表現すること、その場、そしてその作品。また、何かのメッセージを伝える、と言う表現手段。私は自分自身を「生きる」という以外で表現することができないので「芸術」というのは恐れ多い言葉でもあります。何かのメッセージを伝えたいのであれば、作品を作って伝えるよりも言葉の方がいい。なので、アート作品を通して自分を表現したり、何かのメッセージを伝えられる人をとっても尊敬します。

うちにはゼンタングルの作品を飾っていません。人からいただいた1枚だけ、その気持ちが嬉しかったので飾っていますが、ぶっちゃけ言いますね。はい、言っちゃいますよ。

 

私、ゼンタングルの作品に描かれている多くの作品の絵、自分の中での好みの絵ではないんです。どちらかというとシンプルでモダンな感じが好み。日本で言われる「北欧のデザイン」だとか、ドイツのバウハウス、大好きです。マリメッコ、10 gruppenとか。10 gruppenはIKEAに買い取られましたが。

うちに飾ってあるポスターも、そんな感じのものばかり。見ていて幸せになりますから。

オフィスのデスク前に飾ってあるポストカードとかはこんな感じです↓ 

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でも、だからといってゼンタングルの絵が嫌いなわけではないですし、ただ好みではないだけなんです。ごちゃごちゃした感じが苦手で。あ、中には鳥肌立つぐらいの作品ももちろんありますよ。大好きなタングルも山のようにあります。でも例えば「ゼンタングル」で画像検索をして、そこにある絵をプリントアウトして飾るか? と言われたら、ノーです。

ただ、何度もいいますが、それでも自分でもゼンタングルの作品は描くし、描き続けるし、描いているのは楽しいですよ。楽しすぎます。人の作品を見るのも大好きですよ! じゃなきゃ読書の時間を削ってまでも描いてません、苦笑。

 

なぜ描くか?

 

それは描くプロセスが楽しいからなんですよ! 描けなかった模様が描けるようになると、嬉しいし自信もつくんですよ。そして描くことによって繋がる人との交流がとっても楽しいんですよ! 人が描くプロセスのお話を聞いているのも、とっても楽しいからなんです!

 

そう、私の中でゼンタングルって、結果ではなくてそのプロセスなんです。絵心がゼロだからこそ余計にそれを大切にしています。ゼンタングルの基本でも教えますが「プロセスを大切にする」これがゼンタングルに夢中になっている理由なんです。

 

展示会にも一度、作品を2つほど出させてもらって、それはとても感謝ですし、見ていただいた方にはとても感謝しています。でも、その作品を描いている時に…やっぱり違う、と感じたんですね。見せるために描く自分がとっても嫌だったんです。自分はアーティストでもないのに、なんで結果を意識して描いてる? って。なので、多分二度と展示会というものに出すことはないと思います。

でもだからといって、作品を人に発表するのってゼンタングルじゃない! と言っているわけではありません。その方は人に見せたい、見てもらいたいから発表する、それはそれで素敵だと思いますし、逆に尊敬します。すごいと思います。ただ、私はアーティストではない、ということです。

 

何が言いたいかというと。

私が思うに。

何度もさっきから言っていますが「芸術の価値とは、受け取る側の価値によって決まる」。だから、芸術を発表する人間があーだこーだいっても、意味はないのではないか? と。ピカソが描いた一本の線が描かれた絵が500万円で売られていても、それを高いか安いかは見る人の見方によって価値が変わりますもんね。それに、ピカソ本人が生きていたらもしかしてタダであげるよ、なんて言うかもしれませんし。

そして、私が実践をしている「ゼンタングル」は私の中では芸術ではありません。言い切るのは不安ですが、今の思いでは…違いますね。

でも、屋号のカテゴリー登録には「アーティスト」しか当てはまるものがなくて、渋々そうしております。が、芸術家だとは全く思っていません。あくまでもゼンタングル手法をインストラクターする講師です。

でも、私からゼンタングルを学んだ方が、自分で描いた作品を芸術と呼んでくださっても構いません。それはそれぞれの方の考え方もあるし、価値観もあるでしょう。それに、芸術作品ができた、描けた! と自分で気づくことによって自信がついた、というのであればそれこそ私にとっての本望です。

 

しゃちょさんが買った150万円する本のアート作品。私の中では価値はゼロです。でも、ゼンタングルを通して得たものや気付きはプライスレス。お金では計算できません。自分にとってどちらに価値があるか?

もちろん後者です。

ゼンタングル、そしてそこから生まれてくる楽しさを伝える、それができれば嬉しいと思っています。

 

追伸

私は美術館なんかで絵を見ても、よくわからないので「ふーん。素敵ねぇ」ぐらいなんですが、こんな私でも見てその場から動けなくなった作品というのがあります。それはウォーホールの「電子椅子」という作品。これは衝撃的でした。でも後にも先にもこの絵だけ…身体が反応したのは😅

これです↓

https://www.shiga-kinbi.jp/db/?p=450

 

ValenTangle 2020 & タングル "Nana"

すっかり更新しておりませんでした、このブログ。でも存在は忘れておりません。皆様なことも忘れておりません、ハート! ということで、ハートと言えばバレンタイン ... 気づけば2月になっているじゃないですか。意中のあの人にあなたは何をあげますか?

スウェーデンを始めとした欧米諸国では、バレンタインというと、性別関係なく「愛」する人に感謝の気持ちを示す日です。スウェーデンに関しては、日本と同様手っ取り早く? チョコレートを渡す人も多いですが、花を贈る人も多いようですね。去年、私はオフィスをシェアしているおじさん3人にチョコレートを、旦那にもチョコをあげました。どうしてチョコかって?

自分がチョコレートを食べたかったからなのです、笑。

どちらにしろ、日本ほど盛り上がりはないバレンタインですが、それでも、まぁ、一応「愛」を表現しましょう、という日にはなっていると思います。

 

バレンタインといえば、オランダのCZT Marguerite Samamaさんが毎年開催してくれているValentangleというイベントがあります。

Facebookのグループページはこちら: https://www.facebook.com/groups/391560721400639/

毎日のお題が書かれたファイルですが、今年は私が日本語に訳してみました。稚拙な翻訳ですが、少しでもお力になれれば、と思いここに晒し公開いたします。

drive.google.com

 

皆様、ご活用ください。全部のお題を訳しながら、自分はどんな風に描こうか、なんて想像しておりました。

私も皆さんの作品を見るのが楽しみです。ちなみに、Facebookページでの投稿方法にはちょっと注意です。ページそのものに投稿するのではなく、アルバムに投稿するようにしてくださいね。その注意書きも↑のファイルにありますので、御覧ください。

ということでValenTangleの準備でバタバタしていたら、tanglepatterns.comからのメールに自分の名前を発見!

日本から帰国して投稿をしたオリジナルのタングルがtanglepatterns.comに登録されたんです。その名も数字の7、からきている「Nana」。(チェッカーズの曲が頭の中を流れますね〜)Step-outは👇を御覧ください。

tanglepatterns.com

大好きなマリメッコKivetという模様を見ているときに思いついたタングルです。丸だけど丸ではない、というタングルを描きたかったんです。そしたらこんな形に。

丸の中に七角形を描くだけなんですが、7つの線を描く時、頭の中で「7つきちんと均等にしなくては」なんて考えないでください。逆に、長さがバラバラなほうがいい意味で歪んだ七角形ができて、味がでるんです! そう、とっても簡単に描けるんですよ。

Nana登録を記念して、タイルを描いてみました。

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上下にあるお花の模様は Hiroko Matsuno CZT作のHanaryというタングルです。可愛らしいし、バリエーションの可能性が無限! 今後も大活躍しそうなタングルです。

 

滋賀でのワークショップ

日本でのワークショップ第三回目は、名古屋でも教えてくださったふるはし美鳥CZTの滋賀のお宅で受けることができました。参加者は大阪からの同期二人と、あと美鳥CZTの通常クラスに参加されているという地元の方。

まずは、乾く時間も必要だということで、描く前に水性ペンでタイルを着色。タイルを着色する方法はたくさんありますが、この方法は初めてでした。

サランラップに水性ペンで色を塗り→タイルを水筆で濡らし→ラップをペタリ!

とすると↓のようにタイルが綺麗に着色されます。もうこれだけでも美しい、笑。

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ブリーディングペーパーと呼ばれる色のついた溶ける紙を使って着色をする時にできる色に似ていたんですが、それより色と色の混じり方がきれいでした。

*今日も自宅でやりましたが簡単に&きれいにできました。あ、でもブリーディングペーパーはそれはそれでとっても素敵な色がでるんです。そしてなんといっても手間がかからない!

これらのタイルが乾くのを待っている間、素敵なカードを作りましたよ。Bijouと呼ばれる小さなタイル(白)とグレーのZendala(丸)タイルのコンビネーションです。

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ひたすら描く、描く、描く! 描きました。少人数で一緒に描くと、おしゃべりしながら楽しく描けます。日本語に飢えていた私は、日本滞在中、普段以上におしゃべりになってしまいました。ご迷惑をおかけした方もいらっしゃるかも。すみません、汗。

そういえば、美鳥CZTが飼われている猫が可愛くて可愛くて! 開き戸をスーッと自分で開けて、部屋を出ていったときにはすごい、と感動。うちの猫には無理です :P ちなみに、私は猫と話す時、スウェーデン語で話しているので、日本語がなかなか出てきません。出てきてもちょっと変な感じがするのですぐスウェーデン語になってしまいます。なので、Hej(ヘイ! = 英語の Hi, Hello)と挨拶をするんです。これが英語のHey! に聞こえていたらちょっと失礼かなと(-_-;) 今書いていて思いました ... 

閑話休題

こんなふうにリボンもつけて素敵〜!

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裏にもちょっとデコレーションを。

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その後、みんなでランチ時間。私は滞在していた京都の駅で買ったおばんざいのお弁当を。見た目だけでも美しいです♫

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そして午後の部は着色したタイルに白ペン&黒ペンで描いていくというもの。

まずは白ペンでベースのタングルを、その上に思い切り黒で大きなタングルを描きました。

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私のは右下のタイルなんですが、白ペンで細かいセーナと呼ばれるタングルを描いていたんですね。そしたら美鳥CZTが、もっと大きく描いたほうが後でわかりやすいわよ、とおっしゃってくださいました。そう、ベースとしてじゃなくてのタングルだったら細かくてもいいんですが、これの上にまた他のタングルを描く、となるとやはりちょっと大胆に描いたほうがいい、と。まさにその通りでした! 周りの飾り付けもアドバイスを頂いて、仕上げました。

ワークショップに参加をする醍醐味はこれです。直接先生から教えていただける ... オンラインのクラスを受けていたり、動画を見ているだけでは決して経験できません。

私も教える側として、生徒さんとのコミュニケーションを大切にしているつもりですが、もっと精進していこうと自分が参加をしたワークショップを通して感じました。学ぶことが本当に多いです!

一旦ワークショップの終わって、ちょっとのんびりしながら名古屋でのワークショップに描いたWay Bopというタングルの話になったんですが、そしたら美鳥CZTがじゃあ描こう! と言ってくれて、速攻で描いたタイルがこれ↓

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私のは左上で、ちょっと意図していなかった部分もできちゃってますが(苦笑)それでもこうやって見ちゃうとそんなことも気になりません。はじめの時点でタイルを合わせて下絵を描いているわけではないのに、こうやって合わせてみると綺麗に繋がってますよね。これもゼンタングルマジックです :-) 

楽しい楽しいワークショップを終え、滋賀を後にし、大阪在住の同期友達と電車で帰宅しました。ブログだけでは伝えられないほど貴重な時間を過ごすことができて、本当に感謝です。 

京都について、友達から京都はラーメンが美味しい、と聞いていたので、京都駅のラーメン屋で京都ラーメンと湯葉でできたシュウマイをいただきました。白だしベース美味しかった!

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 あ〜この日に戻りたい ... ドラえも~ん! 

スウェーデンの話

このブログ、今年はゼンタングルのことだけではなく、北欧生活についてもたくさん書いて行こうと思っています。いずれは北欧生活 x ゼンタングル、でなにかできたらいいなと思っているので(まだ未定)書いているうちに何かいいアイデアが出てくるかもしれません。

昨日も書いたように帰国してから一週間が経ちますが、スウェーデンの生活は ... 色々と日本では経験ができないようなことばかりです。在住13年、ここまできてスウェーデン生活について一言でまとめるのならば「住むのは日本がいい、でも生きるのはスウェーデンがいい」となるかな。

バスが来ない、電車が必ずと行っていいほど遅れる→客への態度が悪い、お酒がすぐに買えない(←国営の指定されたお店でしか買えません)、冬はひたすら暗い(涙)、お役所関係の手続きは何ヶ月もかかるのは当たり前、医療は信頼できないし数ヶ月待ちなんて当たり前 ... といろいろ生活におけるプチプチストレスがとても多いのです :( なので、毎日生活するのは日本のほうが今のところストレスはすくないなぁ、と感じています。

ただ!

どうしてもこれはやっぱりスウェーデンのほうがいい、というのがありまして ... それは通常の会社勤めで会社員をしている人には最低5週間の有給休暇が与えられる。これです。これ。

だいたい夏にお休みを3-4週間とる人が多いのですが、私は夏に2週間、冬に2週間、にしています。夏以外に長期のお休みをとると会社からその時期はやめてくれ、と言われるところもあるみたいですが、まぁ、そんなに多忙期じゃなけば&人に迷惑をかけなければ結構融通がきくのではないかなと思います。あと、日本のメディアで、スウェーデンの会社は残業がない、と断言していることをたまにみますが、そんなことありません。残業する人はするし、しない人はしない。ただ、その分、お給料が上乗せされたり、お休みが増えたりします。私はお休みが増えるタイプ。うちの旦那は残業した1分目から時給で換算され通常の2倍の時給となります。

サービス残業とかはないですね、ほとんど。ブラック企業もレストランやホテル業界ではまぁ、まだ多くあるみたいですけれど、日本ほど社会問題にはなっていません。

と言っても、たった13年しか住んでいないし、それもマルメという市にしか住んだことがないので、半径100mほどを見てこれがスウェーデンだ、と断言はできません、が私が今までみた感じではそんなふうかな。

また! 逸れました、が、そうなんです。五週間の有給休暇、これがあるからスウェーデンで生きて行けているようなもの ... そして有給中は会社からお小遣いがもらえます。なので、有給をとった次の給料は通常給料よりちょっと上乗せされているという変な現象が起こります(嬉)

日本から帰国してちょっと寂しい思いをしているので、もう一つ、スウェーデンのいいところを紹介させてください。そうじゃないと精神的にちょっと今、参りそうなのです(-_-;)
それは、スウェーデンの夏は最高だということ!

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夜の8-9時になっても⇡ぐらいの明るさです。その分冬が真っ暗なんですけどね。だから夜の9時に小学生なんかが友達と一緒に帰宅している姿なんて普通に見られます。暗くないですからね。

私の住むスウェーデンの南部地方は夏に雨が多く降るんですが、天気がいい日にはこんなところを↓ 散歩したりなんかしています。なんせ休みが長いし、気分ものんびり!(ここはうちから歩いてすぐにある海です。対岸には隣国デンマークの首都コペンハーゲンが見えます)

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秋が近づく8月には(はい、スウェーデンで8月はもう初秋の訪れが ...)ザリガニを食べる習慣もありますよ。これがもう、夏最後の大きなイベントってことで楽しい!

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他にも夏は、休みが長いということもあり、人生を謳歌してます! という姿をした人が多いような気がします。学生時代は私もずっとバイトをしていましたが、その夏のバイトがきっかけで将来への仕事につながることもあり、皆にとってなかなかいいふうに動いているんじゃないのかな、と思います。ただ、夏の間、スウェーデンのレストランやカフェ、お休みのところが多くなりますので観光で来られる場合は、事前にオープンしているかどうか等は調べておくといいですよ。じゃないと、行って「1ヶ月お休みしまーす」なんていう張り紙と対面しなくちゃならない場合も。

スウェーデンの夏があるからスウェーデンで生きていける ... 今はそんな状態です。みなさん、遊びに来てください♫